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除草剤

プロの農家が語る除草剤の選び方

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グルホシネートもやっぱり・・・

これまでラウンド◯ップをはじめとするグリホ剤の「アミノ酸系」除草剤について紹介してきましたが、グリホ剤の成分であるグリホサート(=グリシナート)に似ているものに、グルホシネートがあります。こちらも構造式の中にアミノ酸を含んでいるようなので、「アミノ酸系」と言えるでしょう。ややこしいですが「グリシナート=グリホサート」と「グルホシネート」は別な剤ですので注意してください。

グリホサートを原料とした除草剤はラウンド◯ップ以外にもいくつもの商品がありますが、グルホシネートを原料とするものは、日本ではバスタが有名で他にハヤブサなどであまり商品の数は多くありません。バスタもほぼラウンドアップと同じ様な分解性,浸透移行性、非選択性という性質をもっています。

ラウンドアップが少し効きにくいスギナにも効果が高いのがバスタの特徴で、スギナの多い現場では重宝されています。

グリシナートの兄弟ぶんグルホシネートは、グリシナートの場合と同じように、海外では耐グルホシネートのダイズやトウモロコシが遺伝子組み換えによって開発されて栽培されています。ラウンドアップもバスタも比較的環境に優しくベターな除草剤と言えますが、海外でのグルホシネートやグリシナートの遺伝子組み換え作物との併用に関しては、議論を呼ぶところでしょう。

アミノ酸系とも言うが有機リン系とも言うわけで

ところで、これまで、ラウンドアップやバスタのことを「アミノ酸系」除草剤と言っていましたが、実は、この言い方は分類のひとつの方法であって、グルホシネートやグリシナートは化学的に分類すると「有機リン系」という言い方もできるわけです。ただ、「有機リン」というのは殺虫剤の代表的な系統のひとつです。有機リン剤は第2時世界大戦時に毒ガス目的で開発されたとも言われており、イメージがあまりよくありません。そこで「アミノ酸系」という呼称を使っているわけです。ちなみに経口毒性が強い医薬外毒物の除草剤パラコート・ジクワットはアンモニウム系と言うこともできます。アンモニウム系のほうが有機リン系よりも、なんとなく毒性が弱いように思ってしまいますよね。

このように、我々シロウトは、化学名称から、なんとなくのイメージで安全性の評価をしてしまいがちですが、それは誤解のもとです。それぞれの除草剤の経口毒性、分解の仕方、使われ方などを正しく理解して、イメージにまどわされずに、除草剤の安全性とリスクを認識する必要があると思います。アミノ酸系というイメージではなく、どこがどう安全なのか?きちんと理解した上で、便利な除草剤を安心して使いましょう。

そのままジョウロで使える家庭用バスタ≫詳細
大面積・業務用≫詳細

バスタ公式サイト

次ぎ⇒アミノ酸系除草剤の選び方

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◯より専門的な情報は以下のサイトより
植物調節剤研究会
農水省の農薬のコーナー・除草剤が正しく登録されているかチェック
農薬ネット・有名な農薬掲示板があるサイトです
グリーンジャパン・トップ→農薬情報→除草剤で
雑草図鑑・JA全農の雑草図鑑。除草剤情報はごく一部のみ掲載
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