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プロの農家が語る除草剤の選び方

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←アミノ酸系除草剤のメカニズム

グリホ剤(アミノ酸系除草剤)の特徴その1

グリホ剤=アミノ酸系除草剤の特徴として、植物の一部にかかっただけで、全体に行き渡り、根まで枯れる浸透移行性があります。しかも、土の上では不活性化しますので土からは吸収されません。葉や茎からのみ吸収されて、根まで枯らすのです。このことから、アミノ酸系除草剤は他の除草剤にくらべて、散布時の効率化がはかれます

除草剤の種類によっては、細かい霧にして雑草にたっぷりかけなくては効果がでませんが、グリホ剤は、たとえばジョウロに規定倍率で溶いて、ざざっと雑草にかけても効果が出ます。散布ムラがあっても、最終的に全部枯れてくれます。いちばん良いのは、ラウンドアップ専用ノズルというのを使うことです。ラウンドアップ専用ノズルは種類がありますが、手押しの散布期にも装着できるものがあります。これは、霧よりも粗い大粒の水滴状にして撒き散らすものです。圧力を必要とせず、水滴も大きいため、ふつうの霧状ノズルより、格段にラクに素早く散布できます。(参考除草剤用バブルワイドノズル。専用ノズルで散布した場合、大粒の白い泡状になって葉茎の表面に付着し、まいたところがはっきりわかるのも便利です。

実際の使用にあたっては、除草剤の説明をよく読んで、希釈倍率をきちんと守ってくださいね。それから、雨の直前の散布は効果がおちます。一瞬パラパラするにわか雨くらいなら効果はそれほど落ちません。

グリホ剤の特徴その2、根まで枯らす

根まで枯らすということは、多年草,宿根草と呼ばれる種類の雑草を退治するのに有効だということです。逆に、地下茎で繁殖するテの雑草は、冬場などを利用してまめに耕起する以外では、このグリホ剤に頼るしかないでしょう。耕せない場所の多年草雑草には、悩まずにこのタイプの除草剤を使うしかないでしょう

ただし、一度の散布では完全に地下茎を死滅させることはできません。長丁場で対策しましょう。数ヶ月かけて、100倍〜50倍の濃ゆめの散布液を何度か散布するということになります。詳しくは、各商品の説明をどうぞ。

それから、根っこまで枯らしてしまうので、法面(のりめん=斜面)などには使わない!ということです。土砂崩れの原因を作ってしまわないように注意が必要です。

根まで枯れると言っても、土から吸収されて根に吸われることはありません。アミノ酸系除草剤は、土の上では不活性化しますので根からは吸収されません。葉や茎からのみ吸収されて、なおかつ根まで枯らすのです。ですので、果樹園の下草や、生け垣のそばなど、有用作物の近く使っても、木に直接かからないように注意して散布すれば、木に影響が出ません。ちなみに、もし、有用な樹木の葉っぱに液がかかってしまった場合は、すぐさま、薬のかかった葉や小枝を切り取ってしまいましょう。

グリホ剤の特徴その3 枯れるまでに時間がかかる

グリホ剤の特徴として効果が出るまでに時間がかかるということがあります。2〜3日中に枯らしたい!という急ぎの場合には、他のタイプの除草剤を使わなければなりません。

グリホ剤を散布すると、1年草の広葉系雑草では、翌日か翌々実に成長点付近が黄色くなってきます。それから成長が止まり1週間ぐらいすると枯れはじめます。完全に枯れて茶色くなるまで2週間くらいかかります。この枯れるスピードは気温に影響されるようで、暑いほど早く枯れるようです。

この枯れるスピードを最大限に早めるには、散布するタイミングにコツがあります。雑草がつぼみを付ける直前(栄養成長が最も盛んな時)を狙ったタイミングでまくと、ばったと枯れます。逆に、花が咲いている状態でまくと、枯れるまで日数がかかります。これは、アミノ酸系除草剤のメカニズムに関連した現象です。アミノ酸除草剤がよく効くためには、植物の葉茎の旺盛な成長点が必要なのです。ですので、草刈りをして、成長点がなく、根と茎だけが残っているような状態でアミノ酸除草剤を散布しても、効果がでません。散布前に草刈りをしない!というのも、アミノ酸除草剤使用ポイントのひとつです。

枯れるまでの時間は、1年草の雑草は早く1〜2週間ですが、大型の多年草や灌木樹木の場合は枯れるまで数カ月〜半年という時間がかかります。樹木の葉などの一部かかっただけでも、半年後に枯れる、ということもあり得ますので、注意してください。



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◯より専門的な情報は以下のサイトより
植物調節剤研究会
農水省の農薬のコーナー・除草剤が正しく登録されているかチェック
農薬ネット・有名な農薬掲示板があるサイトです
グリーンジャパン・トップ→農薬情報→除草剤で
雑草図鑑・JA全農の雑草図鑑。除草剤情報はごく一部のみ掲載
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