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プロの農家が語る除草剤の選び方

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食品添加物が農薬より安全だなんて(笑)

食品添加物と農薬はどちらが安全か?って問い自体が、ナンセンスだと思うんですが、イメージとしては、やっぱり食品添加物のほうが農薬より安全って思っちゃいますよね。

食品添加物も農薬も、ほんとうは無いほうがいいかもしれないけど、これくらいの分量なら摂取しても健康影響が出ないことを詳しく調べてあるわけです。逆にこれくらいなら、摂取しても大丈夫だから、食品添加物として農薬として使用を認めましょう、となっているわけです。

つまり、食品添加物も農薬もまったく同じ考え方で安全管理されています。農薬は農薬取締法で取扱時の安全管理がなされているのに加え、さらに食品衛生法の安全基準のなかで残留農薬の基準値が定められています。農薬はそのふつたつの基準をクリアしない限り登録されません。食品添加物も同様に食品衛生法の安全基準で管理されています。

その安全基準の判断の場では、食品添加物だろうと農薬だろうと、ひとつの成分として健康リスクがあるかないかが判断されるわけです。

このことからわかるように食品添加物と農薬はどちらが安全か?というのはあまり意味のない議論なわけです。


農薬(除草剤)はとりあえず厳しい安全基準をクリアしてます〜安全の証としての農薬登録

どうも「農薬(除草剤も含む)」というと、マイナスイメージがあるのですが、農薬として登録されるているってことは、厳しい安全審査をくぐり抜けているってことをまず考えていただきたいと思います。「農薬」という呼び名は、ある意味で「安全」を証明している勲章のようなものとも言えるのです。

ところで、除草剤の中でも、農耕地用と非農耕地用に分かれていますよね。農耕地用の除草剤はもちろん農薬になりますので、厚生省管轄の食品衛生法と農水省管轄の農薬取締法のふたつの法律にもとづいた厳しい安全審査をくぐりぬけていて、「登録農薬」となり、農耕地用除草剤として商品化できています。

ところで、非農耕地用除草剤ならば、必ずしもその審査を受ける必要がないのがポイントです。もっとも、現在販売されている化学合成除草剤は、非農耕地用のもので、成分の多くは(別な剤で)農薬として登録されている実績があるものです。ですので、非農耕地用除草剤でも使用場所:道路・鉄道・駐車場・墓地など、として農薬登録を取得しているものも多いわけです。

また、農薬登録は商品ごとに行われるので、他の農薬で登録がとれている成分の剤でも、その商品そのものに農薬登録が無いものが出現するわけです。同じグリシナートを使った除草剤でも、農薬登録そのものがあるもの無いもの、また登録の内容が「田」「野菜類」とか「きゃべつ」とかであるもの、「農耕地以外(駐車場・墓など)」でのみ登録があるものと様々な商品があるわけです。

さて、たとえばここに非農耕地用の食品添加物を原料とした除草剤があるとしましょう。こうしたものは、結局、農薬登録という安全審査をくぐり抜けてきていないわけです。ただし、食品添加物としては認めれられているので、万が一リスクがあったとしても許容範囲内だろうということは言えるわけです。

ただ、食品添加物だからと言って農薬よりも安全だという根拠はどこにもなく、むしろ、農薬登録のない食品添加物資材よりは、農薬登録のある化学合成農薬のほうが安全だ!と考える方が、理屈のスジがとおってしまうということを、いちおう理解していただきたいと思います。


「安全」という真理はありません。あるのは個人の主義信条にもとづく「選択」だけです

もちろん、何が安全か?という基準ラインに関しては諸説あります。日本の法律が正しいかどうか?ということは、わかりません。「厚生省の安全基準は甘すぎる!過去に公害を出してから訂正していることも少なからずある!」と主張する人もいれば「リスクとベネフィットのバランス感覚が必要。化学成分のもたらす恩恵を考えると、リスクの認定基準は妥当(イヤ厳しすぎる)」って言う人もいます。このへんの議論になると、結論はでませんし、場合によっては、こわ〜いケンカになります(笑)。

そもそも、「安全」ということに、正しいも間違いもないんじゃないでしょうか。なにが安全か?というのは、個人の思想信条にもかかわってくる問題です。安全性というのは結局わからない部分も多く、何が安全か?という真理は無いんだと思います。

けっきょくのところは、自分自身のライフスタイルのなかで、どういう安全基準をもって生きていくか?です。どういう安全基準で、自分を、家族を、自然を、地球を守るのか?その安全基準は、自己責任による、個人のライフスタイルの「選択」でしかないのですから。


話題の無農薬食品添加物系除草剤

上記の除草剤、成分はいずれも・・・・ 食品添加物100%(農薬系薬剤不使用)粗蛋白質、粗脂肪、粗繊維、塩化ナトリウム、イソクエン酸塩、多核芳香族炭化水素、カルシウム・・となっています。

ところでこの成分のなかにある、多核芳香族炭化水素についてですが、多核芳香族炭化水素は多環芳香族炭化水素(PAH)ともよばれる物質群で、多環芳香族炭化水素と分類される物質のなかには、ダイオキシンと同じように排ガスや焼却灰中に含まれ、発ガン性、変異原性、生殖器官に害を及ぼすものもあるそうです。でも、上の除草剤の場合は食品添加物として現在認められている多環芳香族炭水素ってことらしいので、事実上のリスクは無い、と解釈すればよいのでしょうか? 草が枯れる作用の仕組みや原料などについてもう少し詳しい商品説明があればいいような気もします。まぁあくまで「非農耕地用」なので、そんなにこだわる必要もないかもしれませんが・・・


いずれにせよ、アミノ酸系のグリホサートにしても、無農薬除草剤にしても、(真実はわからずとも)疑おうと思えば、発がん性ウンヌンという話になってしまうのは、除草剤としての宿命ってことでしょうか(笑)



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◯より専門的な情報は以下のサイトより
植物調節剤研究会
農水省の農薬のコーナー・除草剤が正しく登録されているかチェック
農薬ネット・有名な農薬掲示板があるサイトです
グリーンジャパン・トップ→農薬情報→除草剤で
雑草図鑑・JA全農の雑草図鑑。除草剤情報はごく一部のみ掲載
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